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茨城県総和町古内地区土地利用図(地域調査報告26号,2004年)

本図は調査地域が平地林の間に畑や集落が点在する地区だったので,平地林を少し強調する意味で地図記号の針葉樹記号に似たものを比較的密に描いてみました。しかし地図全体でみると,この表現では少しうるさい感じがします。うるさく感じる原因は二つ有り,一つは記号の密度が若干細かすぎたこと。もう一つは針葉樹の記号をモデルにしたため,記号の右側の線を太くするのを意識しすぎて太すぎてしまったことです。密度を少し粗くするか,右側の線を細くするかは試し描きをしてみないとなんとも言えません。次にこの土地利用図の中心となる畑地の表現ですが,ある程度目立つようにという思いで斜線のハッチを用いたのですが,作物ごとに模様を設定したため分布が分かりづらくなってしまいました。解決策として考えられるのは,例えば作物を根菜類や葉菜類というような括りの中に入れることによって模様の数を減らします。そして個々の作物は文字記号等を使って分ければ良いと思います。もし目立たせたい作物があるならば文字記号のフォントを変えて表現してやれば良いのではないでしょうか。そうすれば地図がもっとスッキリして見やすくなったのではないかと思います。


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