本図では農道などの細い道路をいつものような二条線ではなく,太い実線で描くことを試みてみました。これのヒントになったのは国土基本図の道路の表現で,車がかろうじて通れそうな道路を太い実線で描いていたのを思い出して使ってみました。一見するとこれが地図のアクセントになって良さそうに見えるのですが,実はもっと目立って欲しかった施設栽培の太い実線の囲み記号や道路が同じような太さになってしまったので目立たなくなってしまいました。
次に野菜(農地の作付け品種)の表現ですが,目立たせようと思いコントラストがはっきりした模様を使ってみたのですが,使った太線が若干太すぎたので模様が重い感じになってしまいました。もっと微妙な違いを感じながら地図をデザインしないといけないですね。