本図では調査者の要望により初めて商業・サービス業・業務を専門店舗か住居兼用店舗に分けて表すことになりました。今までならどちらかを太線で囲んだ枠を付けて表していましたが,本図ではそれが出来ませんでした。
その理由は,古河の地図から入ってきた雑居ビルに一階の土地利用が表記されていたので,雑居ビル単独の模様が使えず,仕方なく太線枠を雑居ビルに使ったからです。
そのために,専用店舗と住居兼用店舗を模様に若干濃淡を付けて表してみました。しかしこれではぱっと見て見分けが付きにくくなってしまいました。また本図では凡例に「その他の商・サービス・業務」というのが有り,これに普段は住宅に使う中間調グレーの斜線ハッチを使ってしまったために,面積では大きい住宅を普段より淡いトーンの模様にしたので地図全体に締まりがなくなってしまいました。