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飯山市中心市街地土地利用図(地域研究年報39号,2017年)

本図は私が巡検先で体調を崩してしまい,土地利用調査に参加できず迷惑をかけてしまった地図です。

調査地域が千曲川と段丘崖に挟まれたところなので調査地の形も細長くなりました。そのため,どのようにインデックスマップや凡例がバランス良く配置出来るか考えました。いろいろ考えましたが結局,地図の枠を調査地域に接するように描き,少しできた余白部分に凡例等を無理矢理押し込んでしまいました。悪くはないと思うのですが凡例が二カ所に分かれしまったのはイマイチでした。これなら凡例等を図枠の右側に縦一列に配置すれば良かったかなと思いました。

本図では川の表現に初めて波状線を使ってみました。波状線は戦前の地形図やゼンリンの住宅地図などに使われていますが,曲線を含んだ平行線を綺麗に描かなくてはならないので難しいと思って使わないで来ました。しかし,細く研いだ丸ペンとガラス定規を使って丁寧に描くと予想よりも上手に出来ました。これのおかげで地図にアクセントを付けることが出来,これからは積極的に使おうと思いました。土地利用の表現では製図しているときは感じなかったのですが,店舗兼住宅を太線で囲んだため商業・サービス業などが浮き出て見えるようになりました。


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